エンタメ/ホビー初期アンティークビスクドール
初期アンティークビスクドールです。キッドボディ、クローズドマウス、固定目、色白、もちろんジャーマニー無しの初期ドールの特長を満たしています。
刻印はH一字のみ。調べると、Heinrich Handwerckがこの刻印を使っています。一般的に知られたハンドヴェルクの顔とは全く違います。おそらく1880年代、後の分業的な製法ではなく、家内工業的な製作をしていたでしょうし、まだ顔の特徴も固定していなかったのかもしれません。詳しい方によると、本によってはハンドヴェルク以外にもHは使われていたそうで、不明メーカーの可能性もあります。(初期アルファベットケストナーなら、このサイズはFなので違います)
絹の古い、ダメージのあるドレスはボディにぴったり沿っていますので、オリジナルかもしれません。下着類もオリジナルかと思います。穴の空いた靴下は年代不明。古い革靴はかなり大きめで、前の持ち主様が脱げないよう縫い付けています。
モヘアのウイッグも古い物ですが、一度剥がされているので、オリジナルの確証はないです。
目はペーパーウェイトアイ(目玉焼き状に、瞳が白目から飛び出している。詳しい方に教えていただきました)。
ドレスを脱がす勇気はありません。
おがくず漏れはありませんが、当然ダメージのあるものとお考えください。
クリングやケストナーの初期は複数おりますが、このドールはまるで違う顔、かなり希少です。アンティークを理解する方にお願い致します。
約35cm
エンタメ/ホビー初期アンティークビスクドール
エンタメ/ホビー初期アンティークビスクドール